TEAM NACS ニッポン公演 WARRIOR〜唄い続ける侍ロマン 広島公演

人々が信じたものだけが「歴史」と呼ばれる。
この国の大きな危機を乗り越えるためにサムライ達が戦った時代を、
後の世は「戦国」と名付けた。
野望を持ち、世の頂を望む者。
それを信じ、命を捧げる者、そして裏切る者。
必然の出会いを経て、運命が交錯し往く道は複雑に絡み合う。
アリナシを超越した戦国観。
TEAM NACS 3年ぶり本公演はこうもド派手でカッコいい!
織田信長・・・戸次重幸
明智光秀・・・大泉洋
徳川家康・・・安田顕
豊臣秀吉・・・音尾琢真
柴田勝家・・・森崎博之
【TEAM NACS Offical Site】より引用
http://www.teamnacs.com/index.php
行って来た。
行ってきました、TEAMNACS本公演。
3年ぶりの本公演ってことで、チケット即完売。
今回は18都市で7万人を動員との事。
日本一チケットが取り難い劇団と言われているとかいないとか。
かなりの競争率で現住所近くでは取れなくて、広島公演まで足を伸ばすこととなりました。
実家が県内ということで宿泊費のかからない遠征ではありましたが、よくよく考えれば私の実家は県の端っこ。
ホールがある廿日市には初めて行ったのですが、意外と遠かったです。
広島電鉄も小学生の時に社会見学で乗った以来で、運賃の仕組みがいまいちわからずビクビクしながらの旅でした。
高速バスと電鉄を乗り継いで、何とか迷うことなく無事到着。
1時間前に開場だったのですが45分前には劇場に入って、席に座っていました。
開演までのあの時間、結構好きなんです。どきどきするし。
劇場にはお一人様で行くことが多いので、他の人の会話を頭の端っこにおきながら、まだ幕の上がらない舞台を眺めたり、スタッフの人の動向を気にかけたりしながら待つのが楽しかったりします。
今回は時間ぴったりに始まりました。珍しいなー押さないのって。
明るい時にタイトルが舞台上に映し出されて音楽が鳴り、客電がじわーっと暗くなっていくのが現実と物語の境目を曖昧にしているようで、すーっとそちらの世界へと入っていけたような気がします。
今回、初のNACS本公演だったのですが、感想としては、もう、かっこいい!
自分でもなんてミーハーな感想だと思うのだけど、ホントにかっこいいの。
そして声が良く通る。骨伝導マイクってのかな? それをつけてはいるのでしょうけどそれを差し引いても通りがいい。
私の席は1階下手側の後ろから3列目くらいだったのですが、一番後ろまでドンと声が届いて響く感じがとても良かった。
今回のお話は戦国時代で、「織田信長」「明智光秀」「徳川家康」「豊臣秀吉」「柴田勝家」とそうそうたるメンバーが中心人物なのですが、歴史にうとい私は彼らに関するエピソードをあんまり知らないんです。
詳しいほうが楽しめるのだろうなと思いつつ、それでもほぼ全くといっていいほどに知らない私でも楽しめましたよ。
歴史上の人物って一般的に語られているエピソードどおりのかっこいい人物を描く場合も、もっとかっこ悪くて人間臭い人物として描く場合も、どちらでもやっぱり魅力的なんですよね。
現代人はどうしたって名を残した人物に対する憧れっていうのがあるのだと思います。
TEAMNACS用のお芝居なので、主軸となる人物全員にちゃんとした見せ場があって、みんなそれぞれ抱えているものとか思いとかが出ていたと思う。
どちらかといえば誰か一人に感情移入するという感じではなく、それぞれの場面でスポットがあたった人間が吐き出すものを眺めるというか聞くというか…。
誰の立場にも同情できるので、それがまた悲しいなとも思えました。
満場一致でこうすればいいじゃん!こうすればみんな幸せじゃん!ってのが出てこないのが、現代とは違うところだなと。
いやまとにかく、舞台演出も派手で、かっこいい音楽がバーンと鳴って、どーんと出てきてばっさばっさと殺陣をやってと、とにかくかっこいい舞台でした。
歴史にうとい私でも知っている「敵は本能寺にあり!」という台詞はぞわわわっと鳥肌が立ちました。
本能寺の変、炎の演出もそれに包まれていく信長も非常に素晴らしかったです。
そしてそして、お芝居のもうひとつの楽しみ、カーテンコール。
まじめなお芝居から一転、バラエティでみるのと同じあの感じでのNACSトークも面白かったですよ。
私は演劇マニアではなく、出演者で観る舞台を決めるミーハーなファンですが、ネットでの感想を求めて旅していると、観劇マナーとかカーテンコールでの出来事あれこれを言い争っているところを見つけて悲しくなります。
確かにマナーは大切で、携帯の電源を切ったり私語を慎むとかは当たり前に出来ていなければならないことだと思うのですが、カーテンコールでの出来事は演者になんとかしてもらいたいと思ったり。
いや、あまりひどいものに当たったことがないからそう思うのかもしれませんが、そういうのって舞台上の人でなんとかしてるもんなんじゃないの?違うのかな?
舞台の上に乱入するとかならちょっと警備員沙汰ですけど、調子に乗って声をかけるとかくらいなら、うまくいなしてなんぼ、って気がします。
実際そうやってるんじゃないのかなー。
カーテンコールは3回出てきました。
最後は客席、NACS全員で、3,2,1せーので「WARRIOR〜!(うおりゃー)」と叫びました。
スタンディングオベーションでした。
お約束感はなく、わーっと盛り上がっていった感じがあってとても良かったと思います。
残念だったのは高速バスの最終時間が迫っていて、アンケートも書けずに会場を後にしてしまったことです。
アンケート書きたかったな。
あの机もない状態でしゃがんだり壁に押し付けたり、思い思いの格好でアンケートを書くって、結構楽しいのです。
そういえばカメラの姿は確認しておりませんが、メイキング用の撮影が入っていたらしいです。
DVD欲しい。今から楽しみです。
まずは千秋楽まで無事に公演を終えられることを祈るばかりです。



